お気持ち表明|A couple of things I'd like to say

English "will" follows.

タイトルの通り、最近いくつか思っていることを書き連ねていきます。
文字通り私の意見であることは間違いありませんが、どちらかというと主張の色が強いため表現その他で不快に感じる方がいるかもしれません。
あらかじめご了承の上、読み進めてください。
なお、一部ポケットモンスターシリーズ(スカーレット/バイオレット)のネタバレを含みますのでご注意ください。

1. SRCにおけるスカーレット/バイオレット(S/V)のレギュレーション規定について

その詳細は後程軽く述べますが、S/Vを含む一部の作品については英語を優先的にプレイする予定ですので、1章は特筆のない限り英語レギュレーションに関する話となります。

1-A. 計測区間について

Switch作品Discordで行われた投票の結果により計測区間が、
 Any%→「OPムービー後、机から立ち上がった後、主人公を動かした瞬間」~「学園防衛プログラムを撃破し、"You said it! C'mon, everyone! Let's make our way home!"のテキストを消した後の暗転」
 シングルストーリー→「テーブルシティでライドポケモンに乗った後、主人公を動かした瞬間」~「各ストーリーCompleteのエンドカードが完全に消失した瞬間」
と定まりました。
正直なところ、これが多数の賛同を得たことに大変驚きました。
問題はシングルストーリーにあります。まあAny%も完全同意ではないのですが。
S/Vをプレイしたことある人ならわかると思いますが、「テーブルシティでライドポケモンに乗った後、主人公を動かした瞬間」というのはプレイ開始後からかなり時間が経ってからです(約1時間)。
こうした意見が出てきた経緯として、毎回ゲームスタートから宝探し開始時点までやるのが時間かかるみたいな話だったと記憶していますが確信はないです。(PSR(=Pokémon Speedrun) Switch Discordを参照する気力はない)
まあ理由はなんでもいいですが意味不明です。
なぜなら、プレイヤー操作によるマップ移動は計測区間内に含まれるべきだからです。
該当の計測開始地点までテキスト送りのみで済むのならまだ気持ちはわかります。(この点で言うとOPムービーが計測区間外なことは、賛成はしないが理解はできる。)(同様に、EDムービーを計測区間に含めないことも賛成はしないが理解はできる。)
しかしマップ移動は必ず走者毎に差が出ます。野生ポケモンに誤エンカすることもある。
なぜプレイヤーが自由に操作できる区間において行動を制限されなけらばならないのか。

1-B. エンディングについて

エンディングを計測区間に含めるかという観点については前項で述べたので割愛します。
ここでは、エンディングミュート問題について取り上げます。
スカーレット/バイオレットではこれまでのポケットモンスターシリーズとは異なり、世界的に著名なアーティストの一人であるEd Sheeranの「Celestial」という楽曲が用いられているため、収益剥奪の観点から同曲が流れている箇所をミュート・他の音源を流すなどが行われる場合があります。
収益が大事だという話も全く理解不能ではありませんが、私にとってはそれ以上に作品やその制作に携わった方々への尊敬の念を大幅に欠いているとしか感じられません。
包み隠さずに言うと、そういったアーカイブや動画を見る度に嫌気が差します。
ミュートには断固反対の立場をこれからもずっと取り続けます。

1-C. 連射機能について

PSR Switch Discordで一時期議論の的となった「あるボタンを連射設定した上で別のボタンを手動で連打する」に関する話です。
投票の結果、上記の操作は禁止となりました。連射のみの行為は許可されています。
正直、何がダメなのか全くわかりません。
RTA/Speedrunはその名の通り、人力の許す限り、最速のゲームクリアを目指すものではないだろうか。
やれ健康上の理由だとか、平等性を保つためだとか言われていたと記憶しているが、RTA/Speedrunそのものが一つの趣味である以上、健康に害をなす恐れがあるなら自制すればよいし、平等性に関しては少なくともコントローラーの種類や(パススルー)モニターの有無を明確に規定していない以上とっくに失われているのではないか。
本題から逸れるが、この行為を以て「cheat(er)」という非常に強い表現が用いられたことはとても残念であった。

2. Switch作品に関して

2-A. ソード/シールドにおける特定のカテゴリーの記載ボード変更について

まずはPSR Switch Discordから持ってきた以下の画像をご覧ください。(全編英語ですのでこの後日本語で簡単な訳をつけます。)
これは、SRCのソード/シールド (SwSh) のカテゴリー移行に関する議論のうち、Category Extentions (CE)に記載されていたもののうちどれをメインリーダーボードのPrimary (=SRCの作品別ページを開いたときにデフォルトで表示されるカテゴリー) に移してくるか、というものです。
なお、将来的にCEの全てをメインリーダーボードのsubcategory (=デフォルトでは表示されないカテゴリー) に移行するという話があると聞いています。
これを踏まえて上記画像の議論を簡単に訳します。
私「ポケモンSRCのメインリーダーボードはバグ不問でゲームクリアを目指すもの (Any%、E4R2、場合によってcatch'em all) が記載されるものだと思っており、「メイン」という言葉には殿堂入りの到達を意味しているのだと思っていた。
すなわち、CEAやGST (=No DLC+DLC1+DLC2のゲームクリアとみなせる) は移行対象の候補カテゴリーになりうる。同様の観点から、その他のカテゴリーは移行対象の候補として適さないのではないか。」
モデレーターの一人「ToTFやGtCはDLCのゲームクリアに相当する(特に後者は数時間にわたりプレイしたくない限りは最大限のゲームクリアに相当する)。
私はポケモンSRCのメインリーダーボードにそのようなルールがあるとは全く聞いたことがなく、私たちプレイヤーが適するかどうか考えていくものだ。
ゲームクリアを満足したもののみがメインボードに属するというような恣意的なルールを敷く理由も感じられない。
メインボードにはゲーム内で達成せよと言われている内容を満たしたものを入れるという議論もできるだろう。(例えばFlexシリーズはゲーム内で要求されているものではない、ヨロイの孤島をクリアせよということはゲーム内で言われている、カンムリではバドレックスルートをクリアすることがこれに相当する)」
私「メインがそういったものを含むというルールは確かに存在しないが、事実としてポケモンの他作品のメインボードにはAny%・E4R2・CEA/AOPのみが存在している。
プレイヤーがDL版にしろカートリッジ版にしろSwShを手にしたとき、そこにはNo DLCのマップ (=ガラル本土) がすでに含まれており、DLCのマップのみに行くことは不可能である。それゆえ、DLCのゲームクリアというのはガラル本土も含めたゲームクリアになるのではないか。」

当時の私はかなり頭に血が上っていたようで、今改めてこの議論を見返すとひどいもんだな、もっと冷静になれよ、と思う。
しかしながら、ポケモンSRCのメインボードにAny%(作品によってAny%という枠組みの中でいくつかのバリエーションはある)・E4R2・CEA/AOPのみしか含まれていないのは非常に強力な主張であると思っているし、これを踏まえると移行作業後の今のSwShメインリーダーボードには違和感を覚える。
この2/22以降、彼女を含め他の人の意見は返ってこず、もともとの移行期限が2/26に設定されていたこともあり、結局同日に移行作業がなされた。
向こうの方々がどう思っているかは全く知らないが、私としては意見を無視されたと感じている。
また、非常にくだらない話であるが該当作業の移行後にToTF・GtC・GSTの全記録をSRCから取り下げた。(2023/05/29追記:取り下げた、の目的語は私がそれまでにsubmitした記録、です。移行に対するささやかな抵抗の意思表示のつもりでした。)

2-B. Switch作品への思いについて

これも知っている人はいる話ですが、Jordan97(SRC登録名)という走者が2022年5月ごろにPSR Rankingsという名のスプシを公開し、私はこれに大変魅入られました。
詳細は彼のTwitterの固定ツイートから参照できますが、ざっくり言うと様々な集計形式でランキングを享受することができます。
特に、Switchの配信環境が揃っている・Switch作品はソフトさえあれば英語でも走ることができるといった点からSwitch作品集計のランキングを挙げることにモチベーションが高まっていました。
前述の「S/Vを含む一部の作品については英語を優先的にプレイする予定」はこのランキングシートによる部分もあります。
剣盾で日本語・英語の両方で記録狙いをしたことに疲れたこともあります。私自身、英語でSpeedrunをすることにほとんど抵抗がない(し英語でプレイすることで学べる英語の世界もあると信じている)ので、新規に出走するものは英語だけでいいかという気持ちになりました。
諸般の事情でこれらの出走・記録狙いをすぐに行うことはできませんでしたが、心の奥で燃え続けているものはありました。
しかし、1章で述べたSVのレギュレーション設定に端を発するPSR Switchコミュニティとの考え方の違いから、(特にランキングシートに)囚われずに自分のやりたいカテゴリーを自分のやりたいときに自分が詰めたいだけ記録狙いするというRTAを始めたころの気持ちに帰ることにしました。

2-C. じゃあ今何で掘り返してんの?

これも知っている人は知っていますが、私は最近英語のToTFやGSTの出走・記録狙いをしていることがあります。
2-A,Bを読んだ酔狂な方は、ぴーじょはもうこのカテゴリーに対してモチベーションはないのだろうと思ったことでしょう。
私自身もそう決めていました。
しかし、先日 (2023/5/21頃)にSRCのボードやPSR Rankingsをぼんやりと眺めているとやっぱりここの上位に私の名前がないのは悔しいなと感じてしまった。
PSR Switchコミュニティに対する諦観のようなものに対して一人のRTA走者/Speedrunnerとしての矜持が上回ったとでもいえばいいのだろうか。

3. 配信(主にTwitchアフィ化)について

配信を見に来てくださる方をはじめ、みなさんのおかげで先日Twitch アフィリエイトとなることができました。
本当に、本当にありがとうございます。
いい機会ですので私のアフィ化に対するスタンスを述べておきます。
アフィ化による金銭的な側面は正直微塵も気にしていません。
私としては、これに伴うチャンネルポイント及びスタンプの解禁が全てを占めています。
私自身、他のチャンネルにおいてポイントやスタンプで反応するのが好きなので、自分のチャンネルでもそれがしたい、この思いに尽きます。
配信スタイルも変えるつもりはこれっぽっちもありませんし、私の方からサブスクを促すことは一切ありません。
また、今後の私自身の状況次第ではアフィ化を解除する可能性があります。
あらかじめご了承ください。

以上です。